鉄道の座席下に収納する目的でデザインされた
ワックスドナイロンを使用したプルマンパック

FILSONが誇る【LUGGAGE & BAGS】SERIESに、「新たな最高傑作」が誕生しました。それは、元来のラギッドツイルのように堅牢かつしなやかでありながら、ティンクロスのように水を弾きます。それでいて天然繊維には成せない「圧倒的な軽さ」が魅力の新作カバンをご紹介いたします。

【SURVEYOR SERIES】~Cordura Advanced Fabric~

この【 SURVEYOR SERIES】は、平織りの軽量500デニールのコーデュラナイロンと、綾織りの頑丈な1000デニールのコーデュラナイロンを使用しています。なんと、その2つの素材に「ドライワックス」が練り込まれています。そのため、高い防水性が保証されることはもちろんのこと、通常のナイロンには無かった「風合いの変化」が楽しめる画期的な素材となっております。

そんな、【SURVEYOR SERIES】より、本BLOGではプルマンパックを深堀りし、ご紹介してまいります。

〜"Pullman"の由来〜

ジョージ・プルマン氏が開発した寝台列車(通称:プルマンカー)に乗車する際に、座席の下に収まる形の旅行カバンが必要だという経緯でデザインされたため「プルマン」という名前が付いています

ブランドの創業者であるClinton・C・Filson氏が成人期に、ジョージ・プルマン氏が創立したプルマン・パレス・カー・カンパニーの運行する鉄道会社の車掌を勤めていたこともあり、プルマンと名付く商品は長年にわたって展開される思い入れ深いプロダクツとなっています。

SURVEYOR PULLMAN PACK / サーヴェヤー プルマンパック

手持ちも肩掛けも可能。旅行が想定された大きな容量もさることながら、持ち運びにも嵩張りすぎないバランスの良さがプルマンの魅力です。主要航空会社における、機内持ち込み可能サイズに仕立てられています。

背面に収納されたベルト2本を取り出せば、バックパックとしてもご利用いただけます。上画像は164cm60kgのスタッフの着用例ですが、縦横比のバランスが良く大きすぎる印象になりません。

バックパックのショルダーベルトの長さ調整後の余り分はマジックテープでまとめることができます。荷物量が多いと身動きが取りづらくなる分、こういった気遣いが非常に助かります。

中はメッシュパネルで通気性と視認性を確保しています。大判のブランケット・デニム・シャツ・Tシャツ・キャップ・靴下 etc...これほどの荷物を入れてもまだ片方が埋まるのみです。これがもう片方の空間にさらに1セット入ると想定いただいて問題ございません。

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ワークウェアブランドだからこそ、デザインされた明確な「目的」と「理由」が存在します。"プルマン"という日本人にとって聞き慣れない単語かもしれませんが、それもそのはず、FILSONならではのアプローチなのです。

唯一無二のワックスドナイロンで仕立てられた、"最高の旅行用3WAYカバン"。

ぜひ一度お試しくださいませ。

藤井