1914年の特許取得から1世紀以上にわたって愛されてきた
通称"MACKINAW CRUISER"とは

"MACKINAW WOOL CRUISER JACKET"

1914年の特許取得から今日に至るまで、長年ハイクオリティを維持し、現在も自社工場があるSEATTLE, USAで生産し続けています。

世界中の人々に愛されてきた冬の必需品。

本商品にまつわる深い歴史とその魅力についてご紹介いたします。

続きは下記をご覧ください。

 

1910s~1920s頃のMACKINAW WOOL CRUISER。タグからは特許取得日、「MARCH 3. 1914」の表記が確認できます。
MACKINAW WOOL CRUISER JACKETは1世紀以上の歴史を誇るFILSON BRANDの最も売れている商品です。もともとは太平洋岸北西部の林業家や森の調査人向けに設計されたのがはじまりですが、アラスカ州で発見された金鉱を求め、極寒の地へと渡航する炭鉱夫を支えるために、開発されたという話も有名です。
正に、『CRUISER』 ”渡航者”を支えるためのジャケットであったわけです。

~VIRGIN WOOLとは~

MACKINAW WOOLは、羊から刈り取った原毛をそのまま糸にした100%VIRGIN WOOLを使用しています。
市場に出回っているウール製品のほとんどはリサイクルウールと呼ばれるもので、それらは既にウールを洗浄する段階で繊維が弱くなってしまっているため、保温性・伸縮性・水分管理能力(自重の30%の水分を吸収し保温性を高める働き)がVIRGIN WOOLと比べると劣ってしまいます。
FILSONは劣悪な環境下で仕事をする人たちへ、最上のワークウェアを提供するブランドです。過酷な現場で命を守るために着るお洋服づくりの中で、我々の素材選びに妥協は与えません。
上質なVIRGIN WOOLは原毛の状態から織り上げるのに2年もの月日をかける必要があります。当時から今に至るまでその工程は変わりません。今もMACKINAW WOOLは正真正銘100%VIRGIN WOOLで織られており、丁寧に丁寧に職人の手によって織りあげられています。
MACKINAW WOOL の繊維構造
MACKINAW WOOLは、引き裂き強度に優れた上質なVIRGIN WOOLを、非常にタイトに織りあげて出来ています。高い保温性と程良い通気性を兼ね備えているほか、厚みが出すぎないので、かさばらず引っ掛かりにくいことも欠かせない特徴です。また、綾織の生地は程よくしなやかなドレープ感を生み出すため、その上質さは外見にも反映され、高級感のある面持ちを提供します。

~MACKINAW WOOL CRUISER JACKET~

 

前面にある4つのフラップポケットがクルーザーパターンの特徴的なディテール。左胸(心臓側)のフラップポケットには、3分割のペン型ギアポケット(薬莢入れとしても使用されていた文献も確認)、下2つのフラップポケットにはハンドウォーマーポケットを搭載、左胸裏側にはスキットルサイズの内ポケットを搭載し、すべてを含めれば前面のみで8つのポケットが付いています。

背面を覆うマップポケットは、当時アラスカに渡航する炭鉱夫にとって、はたまた森林警備の調査人やロガーにとって、必要不可欠な要素でした。時に狩りを行い獲物をしまうため、地図や非常食を詰め込み持ち運ぶため、斧やナイフなどを持ち運ぶためなど、肩までを覆うとても大きいポケットは保温性の確保の他にも、非常に高い利便性をもたらしています。
記事をご覧いただき誠にありがとうございます。
引き続き、FILSON日本公式通販でのお買い物をお楽しみくださいませ。
皆様のご利用を心よりお待ちしております。
 

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