フライ歴25年
「加藤 隼人」が提案する
渓流解禁に向けた
フィッシングスタイルサンプル

 

多くのトラウトアングラーが待ち詫びた、3月の渓流解禁日まであと少し。

前回のBLOGでは、2月23日(金)~2月25日(日)に開催するフィッシング応援フェアーのご案内をさせていただきました。

イベント開催に先駆けまして、フライ歴25年を誇る有識者「加藤 隼人」がオススメする渓流解禁に向けたフィッシングスタイルをご紹介いたします。

加藤 隼人(Hayato Kato):幼少期から釣りに触れて育った、根っからのアングラー。小学校6年生のころ、ランディングネットを自作するほどフライフィッシングが大好きだった叔父に連れられて管理釣り場に行ったのがきっかけで、フライフィッシングに目覚める。陸上自衛隊、人力車という異色の経歴を経て、現在はFILSON TOKYO STOREにて販売スタッフとして従事。FILSONに入ったきっかけは「フライフィッシングに関係した仕事がしたいと思った中で一番影響を受けたブランドだったから」とのこと。

 

はじめまして。FILSON TOKYO STOREの加藤隼人と申します。

プライベートも釣りのことで頭がいっぱいの毎日を送っています。湖での釣りをメインに楽しむことが多いですが、シーズンや釣りたい魚種に合わせて川での釣りを楽しむこともあります。

日帰りで釣りに行くこともありますが、基本はキャンプとセットで楽しみます。釣りではもちろんのこと、焚火をする時もFILSONの洋服やカバンを愛用しています。今回はそんな私がお薦めする、渓流解禁から5月頃にかけてのフィッシングスタイルをご紹介いたします。

 

【Styling①】

 

FILSONのフィッシングアイテムの大定番である、「MESH FLY FISHING STRAP VEST」「TIN CLOTH PACKER HAT」を着用したクラシカルなスタイル。ベストの着丈・身幅は10cm前後の長さ調整が可能なので、その時のレイヤードに合わせてフィットさせることができます。

渓流解禁直後の肌寒い気温の時、ストラップベストに合わせるジャケットは「MACKINAW WOOL WORK JACKET」がオススメです。バージンウールが持つ保温性と程よい通気性に加えて、ゆとりのある身幅がアクティブな動きの多いフライフィッシングに最適です。「暖かく蒸れ難い」という特性は、外気温の安定しない早春にとても役に立ちます。FILSONのラインナップの中では着丈が短めなので様々なウェーディングシーンにも対応ができます。

~着用アイテム~ STAFF加藤:164cm

Jacket : MACKINAW WOOL WORK JACKET 【FOREST GREEN / XS

Shirt : CHAMBRAY CPO SHIRT 【RINSED INDIGO CHAMBRAY / XS

Vest : MESH FLY FISHING STRAP VEST  【DARK TAN / REGULAR

Hat : TIN CLOTH PACKER HAT  【TAN / M

 

【Styling②】

FILSONを代表するアウターウェアの傑作、「MACKINAW WOOL CRUISER」を着用したスタイリング。解禁直後は場所によっては積雪が残るほどの低気温であることが多いので、防寒性の高いアイテムは必須です。FILSONのMACKINAW WOOL CRUISERは100年以上の歴史があり、アラスカの山中や森林などの厳しい自然環境の中でも高い保温性と耐久性を発揮するウールジャケットです。

MACKINAW WOOL CRUISERの特徴は前面に配された大きな4つのポケット。僕はベスト無しのスタイリングの時、フライボックスなどのアイテムを直接このポケットに収納します。

また渓流を釣り上る際、食料や予備の防寒着などを収納するバッグは必要不可欠です。今回は「DRY SLING PACK」を使用しました。このバッグの特徴は何といっても防水性の高さです。急な雨に足を滑らせて川で転んでしまっても、内容物が濡れる心配はありません。因みに僕はこのバッグに直接ランディングネットを装着しています。

こんなことも出来ます!

FILSONの「MESH FLY FISHING STRAP VEST」「COMPACT FISHING WAIST PACK」に付属しているムートンフライパッチをMACKINAW WOOL CRUISERのスナップボタンに装着し、僕はクルーザージャケットを渓流釣り仕様にしています。

~着用アイテム~

Jacket : MACKINAW WOOL CRUISER JACKET 【RED BLACK / XS

Shirt : VINTAGE FLANNEL WORK SHIRT 【DARK NAVY SALUTE / XS

Bag : DRY SLING PACK【GREEN】

Hat : TIN CLOTH BUSH HAT 【OTTER GREEN / M

 

【Styling③】

ここで着用しているフィッシングベストはFILSONが長年の構想からたどり着いた最高傑作、「FISHING GUIDE VEST」です。高い収納力が特徴で、前面にはフライを直接収納できるフォーム付きのポケット、背面はバックパックが装備されており様々な釣行シーンで役に立ちます。

アクティブな動きが多いフライフィッシングでは、温度調節が可能なスタイリングかどうかが重要になってきます。ここではパーカーの上に「MACKINAW WOOL VEST」をチョイスしました。暖かくなってきた時はWOOL VESTを脱いで、背面のバックパックに収納することで気温の変化にも難なく対応します。

クラシックな印象の強いFILSONですが、個性豊かなアートワークが特徴のグラフィックパーカーもオススメのアイテムです。フードを被れば後方からの日差しによる偏光グラスへの乱反射を防げます。最新鋭のフィッシングベストにグラフィックパーカーを合わせたモダンなFILSONスタイルに、皆様も是非挑戦してみてはいかがでしょうか。

~着用アイテム~

Fishing Vest : FISHING GUIDE VEST【VINTAGE OLIVE】

Hoodie : PROSPECTOR GRAPHIC HOODIE【NATURAL HEATHER &DEER / XS

Vest : MACKINAW WOOL VEST 【CHARCOAL GRAY / S

Cap : LIGHTWEIGHT ANGLER CAP 【DESERT GREEN

 

~Styling④~

多くのフィールドがハイシーズンを迎える5月。

この頃になると、防寒というよりは日差しや雨などに対応できるアイテムが重宝すると思います。こちらは防水性・透湿性に優れた「SWIFTWATER RAIN JACKET」に、日差し対策の「DRY TIN DUCKBILL CAP」と「BARRIER NECK GAITER」を合わせたスタイリングです。

フライやティペット、フロータントなどの収納は「FISHING CHEST PACK」にまとまります。フィッシングアイテムの収納が非常にコンパクトにまとまるので、バックパックと合わせて、険しい山岳渓流の釣り上りスタイルとしての活用に適しています。

DRY BACKPACKなら、たとえ激しく水を被ったとしても中の荷物が濡れる心配はありません。

~着用アイテム~

Jacket : SWIFTWATER RAIN JACKET【RAVEN / S】

Fishing Bag :  FISHING CHEST PACK【VINTAGE GREEN 】

Bag : DRY BACKPACK【GREEN】

Cap : DRY TIN DUCKBILL CAP ※SS24にて展開予定

Accessory:BARRIER NECK GAITER ※商品の詳細は店頭へ直接お問い合わせください。

 

以上、加藤がお薦めする、渓流解禁から5月ごろまでのフィッシングスタイルサンプルでした。まだまだご紹介させていただきたいアイテムやフライフィッシングのお話がたくさんありますが、続きはイベントにて!

2月23日(金)〜開催予定のタイイングワークショップでは私が講師を勤めさせていただきます。

初心者の方も大歓迎ですのでこの機会に是非奮ってご参加ください!

皆様の来店を心よりお待ちしております。

 

FILSON TOKYO STORE 加藤

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【告知】Ready to go Fishing ~2024/2/23(FRI)~2/25(SUN)

FILSON TOKYO STOREでは、2月23日(金)~2月25日(日)までの3日間「-Ready to go Fishing-」と銘打ったフィッシング応援フェアを開催いたします。

期間中は、フライタイイングを学べるタイイングワークショップを常時開催、加えて特定のフィッシングカテゴリーの商品が店頭限定で10%OFF、更に¥11,000-以上のお買い上げでFILSONオリジナルのクラフトビールがもらえる特別な3日間となっております。

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